こんにちは。K-TMIです。
自己紹介にもありますが、K-TMIのメンバーの一人(私)は本業で翻訳業をやらせて頂いております。
韓国語が好きな方の中では「私も翻訳家になりたい!」と思う方もいらっしゃるかもしれないのですが、やりがいもあるものの大変なことも本当に多いです。【訳者のつぶやき】ではそんな翻訳家ならではの視点で皆さんに韓国語を説いていけたらと思っています!!
※記事の写真はStray Kidsのバンチャン&チャンビンの『문제아 (Mischief)』のジャケット
韓国語でよく使われる表現「反抗児(반항아)」
さて、いきなり本題ですが、반항아(反抗児)って漢字語ですので、日本語話者なら何となく言葉のニュアンスは理解できるかと思います。
反抗期、反抗的からのその意味は容易に想像できますよね?
実はこの単語、K-POPやアイドルの話題でもよく出てくるんです。
반항적인 이미지(反抗的なイメージ)、반항아적인 기질(反抗児的な気質)などなど
例えばW Koreaの直近の記事(以下リンク)でも、Stray Kidsのヒョンジンさんの金髪丸刈りについて「삭발로 보다 자유롭고 반항적인 이미지를 가진 현진(丸刈りで、より自由で反抗的なイメージになったヒョウンジン)」という表現で紹介しています。
※記事を直接読むのは難しい方も、イケメンなK-POPアイドルの写真だけでもご鑑賞くださいませ~
스키즈부터 NCT까지 남돌들의 파격적인 헤어 변화 | 더블유 코리아 (W Korea)

でも ここで「あれ、反抗期や反抗的ってネガティブな表現じゃないの?」と思う方もいるはず…?!
問題児と反抗児の違いについて
急に話が反れますが、ここ1週間ほど、皆さんに韓国語を解説する記事をイメージしながら、AIで映像生成を練習しているんです。
認知心理学に「画像優位性効果」という用語があります。そう、人間の脳は文字よるイメージをより長く覚えるのです。
なので、まずは(AIが)頑張って作ったイラストを見てみましょう!!


まず断っておきますが、翻訳家としてのキャリアはそれなりに積んできた私ですが、生成AIについてはほぼ初心者です。
イラストに意味を成さない韓国語が含まれてしまうのですが、どうしても消せず…この「訳者のつぶやき」シリーズの中で徐々にイラストも成長させますので、ご了承くださいませ。
さて、本題に戻ってイラストを見てみましょう。
皆さんはどちらが문제아/반항아(問題児/反抗児)なのかわかりましたか?
はい、答えは、上のイラストが問題児(문제아)で下のイラストが반항아(反抗児)です。
言葉だけをキーワードにして、AIに描かせたイラストですが、意外と的確にその言葉の特徴を捉えてくれました。
まずは1つ目のイラストから
背景は教室、高校生でしょうか。だらしない服装で、辺りにはゴミが散乱し、なんと風船ガムも!!
しかも「무럳티」という暴言まで!!あ、失礼…これは韓国語で意味を成さない単語でした💦
本来、勉強をする場所である教室の中で、勉強はせず授業の邪魔になることばっかりすること。
はい、ネガティブなイメージしかないですよね?
문제아(問題児)の문제という単語は問題やトラブルを意味し、それらを起こす人間と言う意味で、基本的には100%ネガティブなワードなんです。
そして2つ目のイラスト
よくドラマとかで出てきそうな韓国の路地ですね。
学生のような男の子ですが、少し不良っぽい服装をしていて、目つきも若干悪いかも?
少し不良っぽい服装ではありますが、私服なら別に悪いと決めつけるわけにもいきませんよね?
それに本当に不良なのかどうかも分からないものです。
このように、반항아(反抗児)はもう少しグレーゾーンの状態、日本語で言うとワイルド、ちょいワルのようなイメージが近いですかね?
よくよく考えてみるとわかると思いますが、반항という単語は「反抗」を意味しますので、何に反抗しているのかによってもイメージがごろっと変わります。
韓国語の決まり文句として、「시대의 반항아(時代の反抗児)」という表現がありますが、この場合もどちらかというと時代の流れに従わず、我が道を切り開く少しカッコいい意味で使われています!
まとめ
如何でしたか。
少し微妙なニュアンスの문제아/반항아ですが、その使い分けができるようになれば韓国語の会話力もぐっと上がると思います!
ぜひ、韓国語勉強や日常生活の中で、この表現を取り入れてみてくださいね。
그럼 또 만나요~